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●嵐山駅前の変化、その184(ホテル)
雪がひどいことになって、屋根からの雪下ろしや雪崩れで死ぬ人が続出している。節分を迎える直前、京都は今最も寒い時節を迎えているが、今年は雪が少ない。



昨日は愛宕山の頂上付近が真っ白であったのに、今日はその面積がかなり小さくなっていた。今日掲げる、去年2月11日の駅前ホテルの建設現場写真に見える背後の山は、雪がうっすらと積もっている。油断は禁物で、今月中には積雪の日があるかもしれない。さて、節電もあって、これを毎晩書いている3階の部屋は、筆者の真正面に古いガス・ストーヴを置いているが、つけないことにしている。1階のガス・ストーヴの熱が3階に上って来るため、さほど寒くはない。かたわらの温度計を見ると、摂氏7.5度だ。これなら、寒さは着込めば凌げる。実は3時間ほど前、非常に驚くバッド・ニュースの電話があった。昨日は気分が滅入っていると書いたが、それに数段拍車をかける出来事を聞いた。そのことについて考え始めると、とてもこんな文章を書いている気分でなくなるが、その非常事態をひとまず考えないようにしてこれを書き終えよう。それにしても、1月の下旬の気分の滅入りは、そういう出来事を本能的に予感していたからかもしれない。こう書いてしまうと、心の深いところで筆者はその出来事の当事者について普段から思いやっていることになるが、正直に書けば、それはない。いや、この話はこれ以上やめておこう。ともかく、先日家内がつくづく言ったように、知らない間に時代がすっかり変わってしまい、その時代の変化を象徴する出来事が、そのバッドな報せであった。筆者は去年還暦を迎えて、それなりに老境を意識せねばならない気持ちになっている。だが、実際のところは50代と少しも体調や考え方は変わらず、自分は若いと思っている。そのため、時代の変化は確かに意識するが、自分が取り残されているとは全く思わないことにしている。そういう筆者を見ながら、家内は時々筆者がつくづく元気だと言う。自分でもそう思う。これは悩みらしきものがないからと思われがちだが、誰にも悩みはある。ただ、それを深刻に考えないかどうかだ。深刻に考えないことをドライと見る向きもあろう。どう思われてもかまわないが、自分の悩みに関して深刻になるべき考えないだけで、他人に対してドライな態度を取るのではない。ああ、調子が乗らない。今日もまた最悪の内容になりそうな気がする。もう少し続けよう。
●嵐山駅前の変化、その184(ホテル)_d0053294_2358767.jpg

 そうそう、今日の冒頭の一字は「絆」にしようかとさきほどまで思っていた。それをすっかり忘れてしまうほど、衝撃的な電話が先にあった。今メモ帳のファイルに毎日書き増やしているこの冒頭の一字表で検索すると、「絆」はまだ使っていないことがわかった。それで明日はその文字を使うのもいいが、明日は明日だ。で、その「絆」は、確か年末恒例の京都清水寺で管長が揮毫する「今年の一字」に使われた。大震災後に日本全体が絆で結ばれなくてはならないという思いが湧き起こった。これは日本中どこにいても震災に遭遇する可能性があるので、他人事とは思えないという意識からも来ている。だが、筆者はこの文字をほとんど使ったことがない。おそらくこの30年、一度も使ったことがない。語彙が貧困なためでもあるが、あまり好きではないからだ。絆を嫌うと言えば、変わった奴、つき合いにくい奴といった見方がされるだろう。筆者が絆からまず連想するものは、「団体」だ。これが性に合わない。団体に属した行動を嫌悪するというのではない。自治会長を担当して3年、来年も引き続きやるので、人の集まりは嫌いとは言えない。むしろ好きと言ってよい。もっと言えば、人間嫌いのようでいて、本当はその反対かもしれない。だが、団体が一致団結して動く図は好きではない。そう言いながら、学校に通っている時はそこから抜け出たいとは思わなかったので、団体行動が出来ないのではなく、心底嫌っているのでもない。ただし、義務教育のそうした期間は、団体の一員になることはそれこそ義務であり、逃れようがないし、また考えもしなかった。大人になると事情が違う。自由に生きていいのであるから、団体行動を強制されない。そして、筆者はひとり勝手気ままに活動することを好む。なぜ団体がいやか。ボスの存在がいやだからだ。団体には必ず統率者がいる。そして、ほとんどの場合、そうしたボスは全面的に尊敬するに価しない。人間みなぼちぼちであると思うし、団体に属して、ボスの目の色をうかがうなど真っ平だ。そして、自分で団体を作ってそのボスになりたいとは決して思わない。自治会長は頼まれたからで、また頼まれたある事を成就しなければやめないと決めている。ただ、その一事のためにやっているだけのことで、団体のボスという意識はない。だが、一家の主はいわばボスであり、筆者はその意味ではボスだ。いや、待てよ。経済的なことは家内に全部おんぶしているから、主の資格は本当はない。はははは、そういう頼りなさから、自然と団体を避け、誰とも比べられない世界の隅っこに安住しているのだろう。「絆」に絡めてこれから本題に入ろうと思っていたが、もうすぐ日づけが変わるので、明日にしよう。
by uuuzen | 2012-02-01 23:58 | ●駅前の変化
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