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●嵐山駅前の変化、その159(ホテル)
合同防災訓練というのが明日の朝8時半から11時半まである。せっかくの日曜日だが、日本の政治に倣って自治会長は防災部長を兼ねているため、筆者は休むわけにはいかない。



自治連合会では毎年防災訓練があるが、今年は西京区内の5つの自治連合会が集まって行なう。そのため、各自治連合会からは例年より少ない人数の参加にしなければならず、わが嵐山東自治連合会は70名の割り当てとされた。その70名を14の自治会で分担するが、自治会の人口比から、わが嵐山第一自治会は7名と計算された。この説明が10日ほど前に自治会館で消防署員によって行なわれたが、閉会間際にある自治会長が質問した。合計70名であるはずが71名になっていると言う。初歩的な間違いだが、頼りない話だ。それに、70名の人口比は、自治会に所属している、つまり自治会費を支払っている世帯数とすべきだが、それが市民新聞の配布世帯数になっている。これが不公平ではないかというのだ。確かに14の自治会では、ワン・ルーム・マンション(以下ORM)が多いところとそうでないところ、またORMに市民新聞を積極的に配っているところとそうでないところがある。わが自治会では、市や区が自治会に加入しているしていないにかかわらず全住民に市民新聞を配るべしという考えに沿って、なるべく配りたいと考えているが、それに反対する人もあって、市民新聞が届くところとそうでないORMがある。この不公平をなくすには、ORM全室に配布するのがいいが、それを実施している自治連合会はなく、ほとんどの自治会ではORMの住民はすぐに引っ越したりするので、市民とみなしていない。つまり、市民新聞を配っていない。それに、去年の国勢調査でわかったが、その調査票すら配布しない。昨日日本の人口が5年前の調査より減ったことがわかったとネット・ニュースにあった。筆者に言わせれば、その半分ほどは調査していないからだ。ORMに若い学生しか住んでいないと考えるのは間違っている。老齢の人もかなり多いことを国勢調査票の配布で知った。そのため、ORMの住民が市民新聞を必要としている場合もあるはずで、それをどうせ読まないであろうから配布の必要はないと、最初から無視してかかるのはどうか。わが自治会では筆者はあえて今年からは、反対意見を押しのけてORMに配ることにしたが、筆者は役所の言うことをそのまま実行するような堅物に思われているだろう。だが、反対の立場になればどうか。ORMは市民新聞を配布してもらえるような生活レベルではないし、地元住民として溶け込んでもいないと見られると、はたして気分がいいか。誰でも明日はわからず、ORMに住むことになるかもしれない。そして、大きな地震があった時、地域がまとまるには、ORMの住民にも目配りをしておく必要はあるだろう。とはいえ、わが自治会だけでもORMは7,8つほどあるようで、その住民は誰も顔も名前も知られない。家主はもちろん地元の土地持ちだが、管理の一切を管理会社に任せているため、どれだけの住民が住んでいるか、空き室の情報を知るにも苦労する。管理会社が教えてくれる場合は少ないが、教えてもらったORMだけは、空き室以外の全室に玄関を入ってすぐの並ぶポストに市民新聞を放り込む。話が脱線した。わが自治会からの参加者7名は、筆者が決めた。男女が混じるのがいいと思ったが、女性は1名だけだ。そして、今年初めて防災訓練に参加し、もうおそらく10数年は参加しない人から選んだ。これまでは毎年同じ顔ぶれが出ていたからだ。そういう理由を説明すると、割合すんなり引き受けてもらえる。だが、日曜日であるので、地元で店を開いている人はまず駄目だ。こうした人選まで筆者が電話をかけまくって、頭を下げ続けねばならない。また、気持ちよく納得してもらえる場合はいいが、後で掌を返す人もあったりで、そのたびにまた考えねばならない。そのため、残り2,3人がなかなか決まらなかった。参加者には毎年乾パンの缶詰が土産代わりに配布されたが、今まで京都市が保管していた乾パン缶は全部東北に寄贈したそうで、明日は別の何かを配布するのだろう。
●嵐山駅前の変化、その159(ホテル)_d0053294_212936.jpg

 朝8時半に嵐山駅前に集合し、その足で地元小学校に行き、そこで14の自治会からの参加者が集合、そして、松尾橋南の中学校へ行く。そこで消防署の訓練を見たり、またそれに参加する。わが自治会からは、簡易トイレの組み立てを行なう2名を出す。それ以外は運動場の端で訓練を鑑賞する。その意味で全く危機感はないが、服装は避難にふさわしいもの、またヘルメットを被り、袋に防災用具を入れて背負うことが望ましいとのお達しだ。去年の訓練では、消防署員が印象深いことを言った。駅前で集合して小学校へ行くまでの道が、いちおうは避難道路のように思われているが、途中で車が通れない細い道もあったりで、そうした道が地震による家屋倒壊によっておそらく使えないはずで、訓練と現実は違うという話であった。この話の一方、先に書いた消防署員による合同防災訓練の説明の際、ある自治会長がこう発言した。つまり、各自治会から小学校の運動場に集まる際、せっかくであるので、市や区が決めているはずの避難誘導道路を歩けばどうかと言うのだ。これには一同ポカンとした。そんなものは決めていないからだ。だが、意見した人は大阪府庁に勤務する人で、大阪ではそういう道の指定があるのだろう。会議が長引いていることもあって、みなそわそわしながらしていたが、筆者が去年消防署員から耳にしたことを意見した。つまり、仮に避難用の道路を決めていても、そこを通ることが出来るとは限らず、それを思えばどこの自治会でも最短距離を通って小学校へ行くと思うが、それでいいのではないかということだ。このあたりからしていざという時の事態に無関心であることがわかるが、避難時にどこを通ってどこへ行くかを決めていても、多くの犠牲者を出した3月の地震と津波を思えば、訓練は訓練に過ぎず、実際に巨大地震が起こった時はそれなりに対処するしか手がない。他の自治連合会では、そうした地震を想定して、自治会の倉庫に、建物を取り壊すための大きなハンマーや瓦礫撤去用のジャッキをいくつも購入して保管したり、また防災訓練当日に豚汁を大量に炊き出ししていて、地域によって防災意識には大きな開きがある。その点、わが自治会は関心が低いだろう。また、先に書いたように、ワン・ルーム・マンションなどにいる独居老人を把握し、どう救出するかの問題もあるが、これは個人情報保護の観点から自治会が踏み込めない場合があって、やはり本当の巨大地震が起きるまではどうなるかわからない。わが自治会の住民は、巨大地震の際は、阪急嵐山駅前に集まることを、自治会の住民と消防署に伝えてあって、それを模倣的に訓練するのが明日の朝8時半の駅前集合だ。筆者は寝るのがいつも深夜2時過ぎなので、この8時半集合はいやだが、駅前まで徒歩30秒なので、ぎりぎりまでぐずぐずしておこう。また、明日は曇天で午後からは雨が降るかもしれないが、午後から神戸方面に出かけるつもりなので、雨が降らないでほしい。ともかく。今日はいつもより早い目に寝よう。とはいえ、習慣になっているので、早くは寝つけない。今日のホテル現場の写真は去年12月15日のもの。表向きは変化がないが、塀の向こうは着々と工事が進んでいる。
by uuuzen | 2011-10-29 21:30 | ●駅前の変化
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