●ムーンゴッタ・2011年9月
を長くしてこのブログの投稿を待つ人はいないが、中には今日の投稿が満月の写真を載せることを知っている人はあるだろう。



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さきほど見たNHK京都の8時45分のニュースの冒頭に、大きな満月が8時の「8」の丸の中にはまった形で映った。それで早速外に出て、嵐山駅前に行き、首を伸ばして満月の写真を撮った。今日は曇りの予報であったので、満月は拝めないかと思い、昨日の夕方に駅の横で1枚撮っておいた。それを最初に掲げる。案の定、今日は午後3時に嵐山に夕立が降た。真夏と同じ蒸し蒸しした猛暑で、大粒の雨が降ったのは当然だろう。雨が上がった後は、場所によっては青空が見えていたが、概して曇天で、ムーギョに出かけた7時頃もずっと月は雲にはばまれていた。そのため、昨日撮った写真で今月は茶を濁す形になるかと考えていたが、9時前から雲は鱗状になって、その隙間から月が照るようになった。ムーギョに向けて家を出たのは6時45分頃で、カメラを持参した。途中で雲の間から月が覗くかもしれないと考えたのだ。予想に反し、松尾橋の上からも、またムーギョに着いても駄目であった。ところが、買い物を済ませてムーギョから出た途端、ちょうど雲が切れて満月が見えた。すかさず写真を撮ろうとしたが、すぐにまた雲に隠れてしまった。斜め向かいの大型スーパー(もういい加減に名前をつけるべきで、「トモイチ」にしよう)でも買い物をしたが、外に出ると雲はより厚くなり、月がどこにあるかわからないほどであった。それで今日はもう無理かと諦めていたが、先に書いたように、NHKのニュースで月が顔を出していることを知った。とはいえ、そのわずか2秒ほどのTV画からでも、雲の隙間から覗いる状態で、絶えず雲は月を覆おうとしていることがわかった。それで、写真を撮るとしても、雲が切れる瞬間を狙う必要があった。その今か今かと待つ様子が、首を長くすると言うにふさわしいかもしれないが、その待ちの時間は楽しい。満月をゆっくり見るのは贅沢な話だ。写真を撮るのでなければ、たいていの人は今日が満月であることを知らない。また、NHKの9時のニュースでは、今日が中秋の名月で、その日に満月であるのは6年ぶりと言っていた。となれば、9時頃から雲が消えかかったのは幸運だ。だが、今月もわが家のすぐ近くで撮影することには多少不満がある。先日、自治会の配り物をしている時、法輪寺の道路に面したところに立つ同寺の看板に、8日から中旬のいつだったか、月が美しい期間中に、境内で音楽と光の催しがあることを伝える写真入りの大きなポスターが貼られているのを見かけた。そのポスターの写真を今日は撮り、そして同寺の境内から満月を撮影するつもりでいた。ところが、昼間は雨、夕方は雲がいっぱい、ムーギョを往復した時も満月は見えずで、法輪寺行きを諦めた。9時前にどうにか満月が顔を出したのはいいが、その時間では法輪寺での催しは終わっている。歩いて5分もかからないので、行ってもよかったが、終わっていれば癪だ。それに、その催しは、2,3年前から同じものを冬場にもやっていて珍しくない。それでまさに月並みな場所での満月写真になったが、雲が多い様子は大理石模様のようで面白い。
d0053294_23301431.jpg スーパーのトモイチはムーギョよりかなり高いが、品物はよい。そこでは魚や肉を主に買う。以前にレジ係員の中年女性のSについて書いたが、Sは先週も金曜日が休みあった。筆者がトモイチに行くのは、日曜日は行かず、平日の週3回ほどで、Sを見るのはそのうち2回だが、Sは筆者を覚えた。そして、会員カードを作ったかどうかを必ず訊く。Sのすぐ背後にそのカードを無料で作ってくれるコーナーがあるが、筆者はポイントなるものに興味がない。昨日のTVコマーシャルに、「ポイント・セレブ」という言葉を用いて、ポイントを集めて得しようというのがあった。それを見て、何と大げさなと思った。セレブとは、ちまちま集めるポイントなどどうでもいいと思うことがまず絶対条件だ。Sは毎回筆者にポイント・カードのことを言いながら、変化球を投げて来る。たとえば、「今までの分でももうそうとうなポイントになりますよ」だ。それで何円の買い物で1ポイントなのかを一度訊ねたことがある。確か1000円で1ポイントと聞いたが、これは聞き間違いだろう。それほどに筆者にはどうでもいいことだ。これは数日前にようやく知ったが、買い物袋を持参すると、5ポイントくれる。レシートにそう記されるのだ。ということは、1000円で1ポイントではなく、100円だろう。1000ポイントで1000円分の金券だと思うが、10万円で1000円という割合だ。筆者は週3回ほど買い物をし、合計せいぜい2500円ほどであるから、1年で125000円の計算だ。つまり1年弱買い続けて1000円分の品物がもらえる勘定だ。トモイチで現在のように買い物をするようになったのはこの半年ほどではないだろうか。ポイントはどうでもいいが、Sの反応を見るために、カードを作ってレジの時に差し出すのも面白い。「あれ、ようやく作られたのですか!」と言うだろうが、それは楽しいやり取りになる。断っておくと、Sは彼女の姓の頭文字ではない。トモイチにはレジ係員は10数人いて交代勤務しているが、Sとしておくと、筆者がその10数人のうちの誰を言っているのかは読者にわからない。ところで、Sが打ったレシートにはSの名字が印字されている。そこで思うのは、ポイント・カードを用いると、そのレシートに筆者の名字が出るのだろうか。そうでなければいい。Sは筆者が嵐山駅前から来ていることはきっと想像していないだろう。自転車や車を使うのならまだしも、徒歩で嵐山と梅津を往復するのは、よほど暇か、運動を兼ねる気持ちがなければ出来ないことだ。そして、暑さが過ぎ去った夕暮れにならねば出かける気になれないが、午後7時半を過ぎると、2割から半額引きのシールが商品に貼られることが多く、筆者はそれを目当てに足を運んでいるとSは思っているだろう。それでもかまわない。どうせ筆者の姿や顔を見ると、金を持っているふうにはまず見えない。だが、Sがポイント・カードやその他のことを、ほんのわずかでも筆者に声をかける時の様子は、どんな客にも与えるものではない。それは筆者の前に立つ客に応対する時のSの顔を見ればわかる。前の客の支払いが終わり、筆者の番になった時、Sは「こんばんは」の声に続けて、笑みがぱっと顔に広がる。ただそれだけのことで、筆者は商品を袋に詰め、そこを立ち去った時にはもうSのことを忘れているし、Sもそうだろう。だが、それでもそういう顔見知りはいいことではないか。また、Sの顔を何度も見るにしたがって、性的な意味では筆者好みではないことが明白になったが、夜遅くまで働いていることを思うと、幸福であってほしいと思う。
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by uuuzen | 2011-09-12 23:33 | ●新・嵐山だより(特別編) | Comments(0)


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