人気ブログランキング | 話題のタグを見る

●嵐山駅前の変化、その139(広場でのセレモニー、その1)
●嵐山駅前の変化、その139(広場でのセレモニー、その1)_d0053294_1937452.gif茶をがぶ飲みしないようになったここ数日、夜は窓を開けて寝ると風邪を引きそうなほどだ。暑い暑いと言っていながら、気づくともう秋だ。まだ入道雲が見えるが、もう秋の空だ。



●嵐山駅前の変化、その139(広場でのセレモニー、その1)_d0053294_23173982.jpg

心配した電力も、昨年並みの猛暑でなくて、どうにか突発的な停電に見舞われずに済んだ。だが、今年は台風が多いようで、まるで東日本大震災の津波を思わせるほど、民家を根こそぎ流すほどの大雨をもたらしている。どうやら、災害に明け暮れた年になりそうだ。先ほどNHKの「クローズアップ現代」では、ニューヨークの9・11から10年目を迎えることになって、今後のアメリカや世界のなり行きを予想していたが、ジャック・アタリは、アメリカはイスラム過激派によるテロを撲滅するのに根本的な敵を見誤ったといった発言をしていた。その根本的な敵とは、イスラム過激派を生む土壌となっている貧困だ。そして、アメリカの経済は没落し、世界は多極化し、地域紛争が増え、貧富の差はますます拡大するとも語っていた。日本の学者も同じ意見で、21世紀はどうやら暗黒時代になりそうだ。今年の9月11日は、日本では東日本大震災からちょうど半年になる。首相が交代したとはいえ、これから放射能の問題がじわじわと出て来るはずで、いい兆候はない気がする。昨日筆者はこんな想像をした。世界の国々をひとりの人間にたとえて漫画化した時、日本はどういう姿をしているかだ。それは頭の一部が欠けて、脳が見えている残酷なものだ。それを気にしながらも日本という国(身なりのきれいな中年女性をイメージする)は人々に混じって歩いている。そんな異常な姿は、周囲の人々を驚かせているが、誰もそれを指摘しない。傷は自然治癒を待たねばならないが、その兆しはいっこうにない。だが、そんな致命傷的な傷を負いながらも、どういうわけか元気に歩く体力だけは残っているので、周囲の人々はそんなものかなと思っている。そのグロテスクな頭の傷は東日本大震災の象徴だが、そればかりとは限らない。もっと根深い、伝統的とも言える何かのためにそのような惨い姿になっている。だが、それでも平気で歩いているのは、体力がまだどうにかあるからだ。他国を見ても、片腕がなかったり、両足がなかったりして、満足な姿はほとんどない。満足そうに見えても、内臓に疾患を抱えているのだ。ところで話が専門的になるが、人間のそういう惨い状態を思い浮かべながら、ザッパの映画『ベイビー・スネイクス』に登場する、ブルース・ビックフォードによる粘土アニメを思い出した。そのアニメでは、女性が隣に座っている男によって顔が食いちぎられる場面がある。アニメなのでそういう映像は比較的簡単に作ることは出来るし、またいかにも粘土に似合う場面だが、そのような場面を生むもとになったビックフォードにどのような隠喩の思いがあったのだろう。それはさておき、現在の日本の国が、頭の一部がなくなっていて、脳が丸見えというのは、メルトダウンを起こした福島原発からすれば、あまり的外れとも思えない。普通の個人ならとっくに死んでいるが、大勢が集まった国家であるので、まだそのようなグロテスクな形でも息をしている。ではアメリカはどういう人物になぞらえられるか。これは体重200キロに太った男で、しかもボロを着ていて、満身創痍だ。しかも食べ物にも事欠く日が多い。これまたグロテスクで悲惨、将来に輝かしい夢は持てない。
●嵐山駅前の変化、その139(広場でのセレモニー、その1)_d0053294_2318129.jpg

 話を変える。『メリは外泊中』を投稿した先日、初めて訪問者が200を越えた。また、筆者のブログを訪問する人が、どのようなキー・ワードを検索してやって来るかを見ると、韓国ドラマがとても多い。つまり、訪問者数を増やすには、韓国ドラマについて書くべきであるようだ。見終わった韓国ドラマでまだ感想を書いていないものが3つある。それらについてはいずれ書くが、3つでは3日で終わる。そのため、基本としては長期の連載が必要だ。それが「駅前の変化」だが、このシリーズでは訪問者は激減する。そういうことがようやくわかって来たが、減少しようが増加しようが、筆者の生活には何の変化もないので、思ったようにやる。そして、ほとんど1年前から予定していた写真を消費しなければ溜まる一方なので、2週間ぶりに今日からこのシリーズを再開する。以前に書いたように、駅前広場完成のセレモニーが去年10月29日にあった。その日は写真をたくさん撮ったので、それらを今日を含めて4日間で掲載する。誰も興味のないことだが、駅前広場がリニューアルされての最大の変化は、苔寺や京都駅行き、あるいは反対方面の大覚寺や清滝方面の京都バスが必ず広場に入って来るようになったことだ。「阪急嵐山駅前」というバス停は、今これを書いているわが家の3階から見下ろしたところにあるが、それは市バス専用になった。去年10月29日までは京都バスもそこに停まっていた。また、以前は春と秋の行楽客の多い数日のみ、駅前広場から京都バスの臨時が出ていた。その臨時は今後でも出るが、すべてのバスが駅の改札口を出て斜め前に見える新しいバス停に停まることになった。そのバス停は屋根つきなので、風雨をしのぐことが出来る。また、これは京都バスの特徴だが、誘導員を置いて、バスがバックする時に通行人などに接触しないようにしている。この誘導員は法輪寺や、またそこから100メートルほど南下した、阪急嵐山駅前に向かう道の角にもいるが、これは狭い道路を2台のバスが擦れ違って走ることが出来ないためだ。この狭い道を筆者は町内に配布するチラシなどを数日置きに配るが、いつも前方からやって来る車に恐怖を感じる。それほど狭い道なのにバスがよく通る。この狭さを拡幅するには、住宅の一部を削る必要があるが、そのための費用は何億かかるかわからない。また、そうして拡幅すると、バスや車はもっと速度を上げるから、かえって今の方がいいかもしれない。あるいは新たな道路を造るかだ。ネットでも見ることの出来る京都市の都市計画図では、わが自治会内の住宅を横切る形で道路の線が引かれている。いずれそれは実現するのだろう。そうなればわが自治会は数分の1が消滅する。
●嵐山駅前の変化、その139(広場でのセレモニー、その1)_d0053294_23181823.jpg それはさておき、阪急嵐山駅広場の新しいバス停に市バスも停まっていいいようなものだが、京都バスと阪急電鉄の間で以前から取り決めがあって、市バスはよそ者ということなのだろう。また、これも誰も関心がないことだと思うが、京都バスと市バスの路線が重なる部分、つまり阪急嵐山駅前などの郊外は、市バスが京都バスの路線を一種妨害しているという理由もあって、市バスの1日乗車券が使える圏外になっている。1日乗車券は500円で乗り放題だが、筆者が市バスの「阪急嵐山駅前」の停留所から乗らずに、いつも松尾橋をわたってすぐのバス停まで歩くのは、松尾橋のバス停までの4つの停留所分の運賃を別に支払わねばならないからだ。それは200円程度だが、20分ほどで歩けるのでもったいない。それに、松尾橋のバス停で待つと、多くの路線が始発になっているので、必ず座ることが出来るうえ、ほとんど待ち時間なしでバスがやって来る。雨であった先日、よほど松尾橋までバスに乗ろうかと思ったが、時刻表を見ると次のバスまで20分ある。それなら歩こうと考えた。松尾橋に着くまでそのバスは筆者を追い越さず、結局松尾橋発のバスに乗れた。また、これは最近知ったが、京都バスと市バスの双方が1日乗り放題のチケットが出来た。観光でやって来る人は京都バスと市バスの区別がつかないので、嵐山までやって来ると、1日乗車券は使えず、別料金を支払う必要がある。だが、運転手は英語が話せないから、ほとんど文句を言わずに下車させる。そういうこともあったので、共通の1日乗車券が出来たのだろう。1300円ほどだったか、かなり高いが、京都バスは元来高めだ。また、市バスは運転手の給料がちょっとした会社の社長並みで、地下鉄が大赤字であることも重なって、市バスを民営にしようという考えがある。そうなれば、給料は半分から3分の1になるはずで、職員が納得しない。だが、給料を民間並みに減らすことは必要だろう。それにバスの本数を半分に減らすかだ。市バスは100円を稼ぐのにどれだけ経費がかかっているかの計算を路線ごとに行ない、それをバス停の時刻表に記している。黒字であるのはごくわずかな路線のみだ。こういう慢性的な赤字を先の人間にたとえると、やはり頭の一部が無残に欠けている姿を想像する。それはさておき、駅前広場のセレモニーの最初は、改札を出て正面の植え込みに据えられた「嵐山」というガラス製の看板の除幕で、それに続き、新しく出来たバス停に京都バスが入って来て、そこから始発式を行なった。その式ではテープ・カットがあったが、1年近い前のことで、カットした人たちの肩書きを知らないので、ここではカットする。
by uuuzen | 2011-09-08 23:18 | ●駅前の変化
●消えた梅畑 >> << ●嵐山駅前の変化、その140(...

 最 新 の 投 稿
 本ブログを検索する
 旧きについ言ったー
 時々ドキドキよき予告

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事/カテゴリー/リンク
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
ブログパーツ
最新のコメント
言ったでしょう?母親の面..
by インカの道 at 16:43
最新のトラックバック
ファン
ブログトップ
 
  UUUZEN ― FLOGGING BLOGGING GO-GOING  ? Copyright 2024 Kohjitsu Ohyama. All Rights Reserved.
  👽💬💌?🏼🌞💞🌜ーーーーー💩😍😡🤣🤪😱🤮 💔??🌋🏳🆘😈 👻🕷👴?💉🛌💐 🕵🔪🔫🔥📿🙏?