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●嵐山駅前の変化、その126(広場、脇道)
肉の大きなパックがムーギョ・モンガで半額で売られていたが、閉店間際にもかかわらず、売れ残りが目立っていた。カレーライスを作る時、筆者はカレーのルーの箱に書かれている分量を守る。



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これはどのメーカーでもルー1パック当たり500グラムの牛肉と書かれている。カレー用の角切りの和牛500グラムとなると当然1000円では買えないが、10皿分ほどと考えるとそれでも安い。この肉をアメリカ産や豪州産にすると、さっぱりおいしく仕上がらない。作る手間は同じなのであるから、牛肉は日本産を使うことにしている。ところが、カレー用の肉はどのスーパーでもふんだんには置いておらず、250グラムのが1パックしかなかったりする。そういう場合は豪州産などを買い足す。角切りにこだわるのは、見栄えがいいことのほかに味も違うようであるからだ。昔家内はカレーをよくミンチで間に合わせた。ある日それが突如気に食わなくなった筆者は、絶対にミンチ肉を使うなと命じ、その後そういうカレーは出なくなった。だが、カレーは今ではいつも筆者が作る。最初はいろんなものを隠し味として加えたが、結局一番おいしいのは説明書にしたがった方法と分量によることがわかった。本当は市販のルーではなく、自分でターメリックなどを買って来て本格的なものを作ってもいいが、辛いものが絶対に駄目な家内は、市販のルーの辛口でさえ口にしない。したがって、筆者が自分の口に合いそうなものを調合するなどもってのほかだ。河原町に出るとインド料理店がたくさんある。たまにはそういう店に入りたいのに、家内はそれを拒む。そのため、筆者が作るカレーは中辛のルー、もしくは、ルーを入れないままのものを3分の1ほどより分け、そこの家内は自分で買って来たハウスのバーモント・カレーを入れる。それはさておき、牛肉が半額で売られるのは、セシウム汚染が話題になっているからだろう。三重県の牛まで調査すると言っているので、関西でも身近なニュースになって来た。牛肉は以前狂牛病で大きな話題になったというのに、何とも災難続きだ。筆者はあまり肉は好きではないので、牛肉が高かってもどうってことはないが、肉好きには応える。肉ついでに思い出した。ここ数か月、ムーギョ・モンガの斜め向かいにある大型スーパーによく行くようになった。むしろムーギョより頻繁かつ多く買う。最初は高いかと思っていたが、品質からすればかえって安いことに気づいた。そこの肉コーナーに数日に一度は見かけるが、肉と内臓をセットにしたパックが4割引きで売られている。通常は800円ほどのものだが、4割引きとなると買う気になる。アメリカ産なので肉はさぱっりおいしくないが、目当ては内臓すなわちテッチャンだ。テッチャンだけのパックもあるが、どういうわけかそれは一度も安売りしているのを見かけない。また、日本の企業がコテッチャンの商品名で昔から味つけした豚らしき内臓を売っているが、これは歯応えがなく、筆者には全く物足りない。さて、そのアメリカ産の肉と内臓セットをもう10回は買ったが、たくさんあるかに見える内臓は加熱すると数分の1の量に減る。もうしわけ程度の量だが、いくら噛んでも口の中にある歯応えが面白く、また独特の淡白な味もあるので、満足している。家内も最近ようやくテッチャンの味の奥深さを知って来たようだ。だが、こういうホルモンは本当は焼肉店で豪快に食べるに限る。
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 その大型スーパーではレジが10か所ほどある。筆者はいつも出入り口に最も近いところを利用する。そこが比較的空いているからだが、別の理由は、以前に書いたが、見習いで入って来た40代とおぼしき小柄な女性がいることがあるからだ。この女性、以前名札を見て名前を知っているが、Sと名づけておこう、は7時半過ぎから入るらしく、それより前に行くと別の若い女性がいることをつい最近知った。そして、Sは見習いの名札を外して今はベテランのように働いているが、マニュアル通りにいつも、「会員カードをお持ちですか」と訊ねる。そんなカードがあることを知らない筆者は最初は面倒なので、首を横に振っていたが、先日はそのカードはどうすれば作ってもらえるのかと質問した。するとSは、首を振り向けながら、自分のすぐ背後のサービス・コーナーでと言う。その次に行った時にもSはまた「会員カードをお持ちですか」と言ったが、興味のない筆者は笑いながら、「そのうち作ります」と答えた。その言葉をSは記憶したようで、次に行くと、「もう作りましたか」と笑顔で訊ねる。「いいえ、まだです。」「無料ですぐに作れますし、1000点溜まると1000円として使えますので、お得ですよ。」「そうですか。ではまた考えておきます。」といったように話したが、毎日1000円程度の買い物でもあり、カードのポイントはさっぱり溜まらないはずで、相変わらずカードを作る面倒は拒否したい。だが、そのようにSが筆者の姿を覚えてくれたのは何となくうれしい。そのことを家内に話すと、どんな人と訊くが、家内に背丈も顔の輪郭もよく似ているので、今度一緒に行こうと言っている。確かに家内に顎のラインはそっくりだが、おそらくスポーツをしているのだろう、日焼けして健康的だ。あまり日焼けした女性は好きではないが、Sは人柄がとても優しそうで好感が持てる。身長は150センチ少々で、小柄のため、制服のシャツの首周りは大き過ぎる。明るい性格のようであるし、また気配りがかなり出来そうであることは、2,3日に1回しか訪れない筆者をすぐに見分けたことからもわかる。また、豆腐や水気の多いパックを買うと、レジを打った直後に薄手のビニール袋にそれらをひとつづつ入れてくれる。これはレジを済ました客が自分ですべきことなのに、どういうわけかSは筆者がひとり者のさびしいおっさんとでも思っているようで、そういう世話を焼いてくれるのだろうか。Sが筆者をそのように思ったとしても無理はない。筆者はいつも半額や4割引きの安い商品を買うし、また量も多くない。筆者の前後の客はだいたい1万円分ほどどっさりと買う。それだけ大量を買って家族が10人もいるのかといつも不思議に思う。それはともかく、Sの働く姿を見る楽しみが出来て、そのスーパーに行くことがなおさら増えたところがある。Sはどこかで見たことがある気がするのに思い出せず、また美人というほどではない。家内の方が何倍も美人だと言っていいが、Sに溢れる何かは、他のレジ打ちする若い、あるいは中年の女性には全くないもので、その点で筆者にとってはとても際立っている。それもあって、以前はSが一流企業に働く主人の奥さんに見えると書いた。だが、それは全くこっちの穿った想像に過ぎず、案外ごく普通の主人であったりするのかもしれない。会員カードを作って次にそれをSに差し出すと、Sはどういう反応をするだろう。それを見るためにカードを作ってもいいが、やはり面倒だ。昼間にこのスーパーに行ったことがないのでわからないが、Sは夜の3時間ほどだけ働いているのだろう。昼間は別の仕事を持っているのかもしれない。そうだとすれば、何か大きな事情があるのだろう。9時まで営業しているスーパーなので、店からさほど遠くないところに住んでいると思うが、まさか筆者が嵐山から徒歩で来るとは思っていないだろう。今日の写真は昨日に続いて去年10月13日のもの。駅前広場が完成に近づいた様子がわかる。
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by uuuzen | 2011-08-02 11:19 | ●駅前の変化
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