●嵐山駅前の変化、その71(ホテル、脇道)
と火をネット検索は区別しないようで、「消火器」で検索すると、「消化器」科のある病院が表示される。グーグルでもヤフーでも同じで、「消火器」に絞り込みたい場合に苦労する。



グーグルに通告した方がいいのだろうか。検索機能にどういうプログラムが組まれているのか、「消火器」と「消化器」を混同するのは理解しにくい。それはさておき、わが自治会には10本の消火器が赤い鉄の箱に入れた状態で、あちこち家の前や通りの角に置いてある。今までまともに調べられたことがなく、筆者は今春つぶさに回って配置場所を調べ、地図上に記した。10本のうち、8本が11年前のものだ。数か月前とは違う消火器業者に問い合わせると、8年が消火器本体の寿命だと言う。中身の入れ替えで済むと思っていたのが、新品と取り替えることになった。1本6000円で、これは数か月前の業者の半額だ。業者によってこれほどの差があるとは、消火器業者はあまり信用出来ないのか。また、その数か月前の業者は、10年ほどは持つと言い、中身交換も新品に買い替えるのも価格にあまり差がないとの話であった。ともかく、最も古い8本を今年全部買い替えると、自治会費の蓄えにも響くので、半分の本数を替えることにした。そのあたりは筆者の独断だ。地図でその8本の配置状況を見て、なるべく地域的に偏りがないように4本を選び、昨日自宅まで持って帰った。これがけっこう重い。両手に1本ずつ持つと、自分の体が地面に2、3センチ縮んだ気がする。それに11年も箱の中に入ったままであったのはいいが、わずかな隙間から埃が入り、かなり汚れている。手が真っ黒になった。こういう役目まで自治会長がやるとは、全く便利屋もいいところだが、誰かを動員するよりひとりでやった方が早い。10本のうち2本は数年前に買ったもので、これは盗難に遭ったからだ。消火器には自治会名が白いペンキで書いてあるのに、箱には当然緊急事態を想定して鍵を取りつけていない。であるから、誰でもその気になればいつでも盗むことが出来る。この常備している消火器を使うことはまずあり得ないと言っていいが、万が一のことを考えて自治会費から捻出して購入している。他の自治会では40本ほど持っているところがあるが、それらを全部交換するとかなりの額になり、自治会費だけで足りるのだろうか。また、回収して気づいたが、あるワン・ルーム・マンションの前に真新しい赤い箱があった。中を見ると今年買った消火器だ。これは自治会とは無関係で、マンションの管理人が消防署の指導を受けて配置したものだろう。だが、その置き場所が自治会の消火器と紛らわしく、これから数年経って別の人物が会長になった時は、それも自治会で買ったものと思って、新品に交換すべき対象に含むかもしれない。
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 ワン・ルーム・マンションは筆者の自治会内に数棟ある。この扱いで考えさせられることがある。前にも書いた。市民新聞の配布だ。区役所からは、自治会に所属しているいないにかかわらず、全戸配布してくれと言われている。ところが、実態は自治会に入っている家庭のみだ。それで数日前の自治連合会の会議で、そのことについて質問してみた。よその自治会がどうしているか知りたかったのだ。だが、たいていは無視しているようだ。その理由として、永住ではなく、すぐに引越す人が多い、また住民票を地元に移さずに住んでいる人があるというもので、自治会費を支払っている家庭とは違って正確な数が把握しにくいというのだ。だが、これは全く理由にはならない。それで、結局は自治会ごとに扱いは任すということだ。筆者の自治会は、先頃の国勢調査でかなりわかったように、自治会に所属している世帯数と同じほどの世帯がワン・ルーム・マンションにある。ほとんどは学生かそれに準ずる若者だが、老人もいるし、また家族を持っている人もある。そういう人にも市民新聞を配るべきだが、戸別に配るのは町内の組長で、たとえば今まで数軒で済んでいたことが、ワン・ルーム・マンションの世帯数が一気に数十軒近く増える場合があり、これは配布にかなり手間取る。同じ町内なので、マンションはすぐ隣といったほどに近いが、そこに立ち入ったことのない人が、今までの10倍もの部数を携えて、月2回、配り歩くのはかなり手間だ。それに若者はろくに見もしないでそのままポストに入れっぱなしにするだろう。国勢調査票ですらそうであったから、市民新聞など入れるなと苦情を言う者も出るかもしれない。だが、まず組長を説得し、しかもマンション住民にも今後は市民新聞を配ると、事前に案内書きを配るべきだろう。そういうことが全部面倒なので、今までそうしたマンション住民を無視して来たのだ。そして、これは別の自治会でも似たり寄ったりだ。役所もそこらへんは適当に考えてやってくれということなのだろう。筆者はどうすればいいか悩んでいる。老人の孤独死が増加の傾向にあるなど、日本が抱える問題は種々あるが、自治会が結束することで、そうした問題にわずかながらも対処出来ていると筆者は考える。その一方で、自治会の結束が、かえってワン・ルーム・マンションの住民を無視することになって、全く顔を知らず、挨拶もしない大勢の人々が地元でモザイク状に混じって暮している現実が浮き彫りになっている。この矛盾をみなそれなりに感じながらも、有効な手立てがない。また、自治会は回覧板を回すことで、各種の行事などの連絡をしているが、この回覧板は戦時中の金属供出の際に出来た制度で、いわば隣近所がお互い監視し合う機能を果たした。そういうことをよく知る高齢者は、あまり自治会のことに関係したくないと考える場合もあるのではないか。物事には両面性があって、自治会がいいことづくめではないことを知っておくべきかもしれない。自治会がらみで思うところはいろいろとあるが、本年度の大きな行事はほとんど終わり、筆者の会長職も来年は3年目に入る。早いものだ。ところで、今日掲載する写真は6月30日のものだ。ホテル建設現場前と、筆者が自治会内に配りものをする時にいつも通る駅横の道だ。昨日はこの道を何度通ったかわらない。建設現場前に渡月橋辺りから人力車がやって来ている。阪急嵐山駅を下りる観光客を当てにしてのことだ。この人力車は嵯峨野まで走るが、先日のTVでは若い女性も混じっていることを知った。男女が同じ仕事をする時代になったことを実感する。
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 消火器の話に戻る。4本を自宅に持ち帰ったところで業者に電話した。そして早速昨日の朝に持って来た。それをまた赤い箱に収めに回ったが、底に溜まっている泥を出来るだけ取り除き、また土台のブロックが取り払われているものは、ブロックを下に敷いた。箱のうち、ひとつが大きくへしゃがっていて、消火器を取り出すのに苦労した。副会長はその箱を新しいものに交換しようかと言ったが、業者に価格を訊ねると5000円ほどする。それは馬鹿らしいので、自分で直すことにした。箱を自宅に持ち帰り、金槌やペンチを使って小1時間ほど費やしてガレージでガンガントントンやると、どうにか元通りに近くなって、蓋を閉めた時に隙間もない状態になった。そんな手間をかけていることは、誰も知らない。自治会費に余裕があるから、5000円くらい使っても誰も文句は言わないが、5000円はまた別の何かを使う場合に役立てる方がいいに決まっている。消火器の配置図と、交換した旨を文書にまとめ、それを各組長に配布して回ったので、午前中に5回ほど自治会内を回った。文書に書いた理由は、家庭に消火器を持っていて、それの交換や処分を思っている人のためだ。消火器は今年いっぱいは、指定業者から新しいものを買った場合に限り、古い消火器の処分代は無料で済む。来年からはリサイクル代として別料金として発生する見込みだ。これがややこしい。消火器のリサイクルは東京の台東区のある業者が日本全国のものを一手に引き受けて行なう。そのため、自宅にある古い消火器は、そこに電話して伝票と専用の発送箱を送ってもらい、それに詰めて郵便局からその場所に送る。このために1本当たり2310円かかる。また、全国200か所ある指定運送業者にまで自分で持ち込めば、リサイクル・シール代を支払うだけでよい。このシール代はネットで調べても価格に関しては詳しく書かれていないが、昨日業者に訊ねると、だいたい500円ほどになる見込みらしい。そのシールを買って、自分で消火器に貼りつける。昨日の業者は1本6000円で新品も持参してくれ、またその際にシールが当然貼られていない古い消火器を無料で持って帰ってもらったが、そのサービスは今年いっぱいとのことで、ならば残り4本も年内に買い替えておいた方が得ということになる。ここで疑問に思うのは、消火器は鉄で出来ていて、かなり重いので、東京台東区のその専門の廃棄業者は、シール代で儲けたうえに、鉄屑としても儲かる。無料で引き取ってくれたと喜んでいるが、スクラップ業者にすれば無料で鉄がいくらでも手に入るから、指定業者になるのはかなりうまみのある話ではないか。きちんと入札を経るなりして、業者が選定されたのだろうか。1本2310円かかるというのは、かなり割高感があり、不法投棄する者が出て来るだろう。だが、破裂の恐れがあるので、これは充分に取り締まる必要があるが、警察はそこまで手が回らない。
d0053294_1525106.jpg 消火器について別に不思議に思ったことは、地元の消防署が一切関係しておらず、新品を買うにも自分で調べてほしいと言われたことだ。その一方、消防署は悪質な消火器業者に注意してほしいという啓蒙活動は相変わらずやっている。消防署は消火器にまで手が回らないのであろうか。あるいは消火器は商品であるから、そういうことに関係出来ないのだろうか。消防署員がやって来た自治連合会の時に、消火器の寿命や、中身交換の期限について説明を求めると、いやな顔をされた。そういうことは自治会が独自に調べろと言う。自治会の会議にわざわざ出席しておきながら、素朴な質問に答えられないのは、何とも腑に落ちない。地元消防団は筆者の家を年に2回ほど訪れるが、その時についでに消火器の点検をしてくれないかとも言ったが、笑って相手にしてくれなかった。こういう状態であるから、老人はつい消火器業者の口車にのせられて、いらぬ消火器を高額で買ったりもする。ということで、消火器に関して謎が多いので、今後少しずつ調べたいとも思っている。ここでもうひとつ消防絡みで書いておきたいことは、火災警報器だ。この設置が来年5月末までに義務づけられている。熱感知式と煙感知式の2種があって、部屋によって使い分ける。わが家はまだ購入していないが、少なくても5個必要で、なかなか買う気になれない。1個2500円程度だが、有名メーカーのものとなると1万円以上する。電池は10年持つが、10年経てば機器そのものを交換する必要があるかもしれない。この警報器を取り付けない家庭には何らかのペナルティが課せられると、消防署員は自治連合会の席で発言していたが、どういう方法で寄り付けの有無を調べるのか。家の内部に立ち入ることは警察でも出来ない。特に西京は普及が後れているらしいが、TVのアナログ放送の終了とは違って、宣伝が行き届いていないように思う。京都だけのことではなく、日本全国が対象であるからには、もっと新聞TVで宣伝を打つべきだろう。この警報器の設置によって、去年京都西京区は10軒程度だったか、火事にならずに済んだらしい。そうでなくても火事が激減している京都だが、消防署としてはさらに安全を思って、全戸に警報器を設置させたいと考えている。だが、そうなれば消防署の職員は今の半分でいいのではないか。各家庭に警報器の出費がかさむのに、消防署員の数がそのままで、その半数かそれ以上の署員が、消火活動がなくて楽な啓蒙活動ばかりで毎日を消化するというのでは、税金の無駄遣いが過ぎる。
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by uuuzen | 2010-11-27 09:14 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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