●嵐山駅前の変化、その16(駅舎)
出しようと思っていながら一歩も外に出ず、また外がどんな天気かも確認しなかった昨日であった。桜が開花したというニュースがあったので、近くの桜の林を見に出かけようと思ったが、つい出そびれた。



そして、せっかくの好天気は明日から崩れるらしい。明日はまた嵐山駅前の写真を撮ろうと思うが、今日掲げるのは2月16日のものだ。鳩が1羽ぽつんと地面に写っている。その様子がのんびりとしてよい。駅前のタクシーの運転手が餌をやるので、駅前には鳩が数十羽ほどいる。本当は糞の苦情があるので、駅としては鳩を撃退したいのだが、鳩にすれば烏より自分たちはまだ人間からかわいがられることをよく知っていて、人の出入りの多い駅舎前に集まるのだ。そこは烏に襲われることもない。ところで、筆者が外出しない日は珍しいが、やり始めた作業があったりして、つい散歩する気力が失せた。本当はそれがよくないのだろう。長らく続いた習慣も、たった1回のさぼりでぱたりとやめてしまうことがあるからだ。続けるのは大変だが、やめることは簡単だ。今日は先日から気になっていた作業をした。先日キンカンを買ったのだ。去年ある店で、2キロ以上はあるかと思えるほどの大量が200円程度で売られていた。よほど買って帰ろうかと思ったが、その日は立ち寄る場所が多く、帰宅までに数時間もあったので、買わなかった。この1年間、そのことがずっと気がかりであった。キンカンは筆者が小学生の頃、近所の兄さんが買って来ていくつかくれたことがある。皮を食べるもので、中はタネがいっぱいで食べられないと聞き、皮をかじったことをよく覚えている。もう半世紀前のことなのに、その時の強烈なキンカンの香りは今も思い出すことが出来る。また、「キンカン塗ってまた塗って」というコマーシャル・ソングを思い出す。わが家にはその虫刺され用の薬があるが、キンカンは食べるよりかは薬になるのだろうか。
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 近所を散歩していると、キンカンの実が成っているところを何か所か見かける。家の人はそれを全部収穫して食べたりするのだろうか。とにかくあまり珍しくない木、また実だが、スーパーなどで売られる期間はごく短く、またあまり人気のある実でもないので、どこでも売っているというわけではない。去年から気になっていたキンカンを、今年は先日初めて訪れた洛西のエミナースとかいう場所のホールの横で見かけた。筆者の自治会が消防署から表彰を受け、その受賞式に出席したのだ。なぜ受賞したか理由もわからないまま、ま、これも会長の仕事かと思って朝早くから電車とバスを乗り継いで出かけた。表彰式のあるホールの向こうにあるバス停の敷地の端では、近隣の農家が数軒やって来て朝市の露店を開いていた。そうした催しを見ることは好きなので、式が始まるまでの間、その付近を見ることで時間を潰した。あるおばさんがキンカンを1袋200円で売っていた。500グラム程度か。200円だったと思う。1袋買おうと思ったが、まだ式典の始まる前のこと、ホール内ではそれが邪魔になるかもしれない。それで買わなかったが、中休みにまた行くと、半分の3袋に減っていた。「12時まで開いていますか」「やっていると思うけど、全部売れてしまうかもしれないよ」「このキンカン、どうして食べればいいですかね」すると隣にいた太ったおばさんが、「砂糖でじっくり煮たらええよ。喉の薬になるよ」 やはり買わずで、またホールに戻った。予定していた行事が全部終わったのは、12時半であった。同じ方向に帰る自治連合会の人が車に乗せてくれるというので、便乗することにした。駐車場は露店とは正反対の方向、それで露店のあった場所には駆けつけなかった。
d0053294_0112576.jpg またもやキンカンを買うことを逃した。今年ももう駄目かと思っていると、17日に出かけての帰路、『おにおにっ記』で馴染みのムーギョ・モンガに立ち寄った。すると1袋98円で10袋ほど売られていた。2袋買った。それをどう調理しようかと気になりながら、ネットで調べて今日砂糖で煮た。砂糖は20日に出かけた帰りに買っておいたのだ。目方を量ると2袋で800グラム。同じ分量の砂糖がいるが、少し減らして700グラムにした。小さなヘタをまず全部取り、次に洗ってから包丁で切れ目を入れ、数分茹でて柔らかくしてから串で内部のタネを取り出した。その時思い出したのは、半世紀前の初めてキンカンを食べたことだ。キンカンのタネを見るのはその時以来だ。2個入っているものもあれば5個ほど入っているものもある。全部ほじくり出した後、煮始めた。それはジャムを作るのと同じ作業で、筆者にすれば日常的に簡単なことだ。40分ほど煮ると、全体が飴色に近くなって来た。それで瓶に詰めると、最初の量の半分に減っていてちょうどであった。減った分はタネと思えばいいが、大量の砂糖がどこに消えたかと思う。それにしても、筆者は甘いものも好きで、こうして作ったキンカンの甘煮も結局ひとりで食べてしまうことになるだろう。そして、さきほどはタケノコのニュースを見たが、5月になればまたタケノコをバリバリ食べてやろう。次から次へと季節のものが売られ、それを食べていると1年はあっと言う間だ。季節のものを次から次へと食べることの幸福を思う。書き忘れたが、今朝はわが家の裏庭の大きな八重椿にウグイスが数匹飛来して、大きな声で鳴き続けた。葉陰から葉陰へと飛び移りながら花の蜜を吸っている。そしてホーホケキョを3メートルほど離れたところで聞くのは、スーパーでは買えない贅沢で、これも季節のものだ。
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by uuuzen | 2010-03-23 00:11 | ●駅前の変化 | Comments(0)


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