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●嵐山駅前の変化、その9(駅舎)
晶画面の映らないデジカメはほとんど用をなさないが、昨日ついに筆者が所有する亀のように重いデジカメの画面が映らなくなった。



何度同じ景色を写しても画面が現われないので、てっきり電池切れかと思ったが、再生モードにしても映らなかったので壊れたことがわかった。その時に思ったのは、中古で同じ機種か、あるいは同じコンパクト・フラッシュを用いる機種を探すことで、早速ネット・オークションで調べると、2000円も出せば筆者の所有するものより新しい機種が買えそうなことがわかった。それでも電池は形が変わっているかもしれない。コンパクト・フラッシュにこだわるのは、それを読み取るカード・リーダーをパソコンにスカジ・カード経由で取り付けているからで、最新のデジカメを買えば、パソコンからプリンタまで全部買い変えなければならない。それがとても面倒なので、多少の不便があっても古いのを使い続けている。液晶画面は10年ほどで寿命が尽きると聞いたことがある。筆者のデジカメは15年前のもので、超高齢だ。だが、長い間使えば愛着もあるし、液晶画面を交換すればまだ使えるかもしれないと思い、今度はそれについて調べると、1万円ほどかかることがわかった。それに、15年前の機種ではもう在庫はないだろう。そこで次に考えたのは、分解して自分で直すことだ。筆者は割合何でも分解して調子を調べ、壊れたものを直す。早速ネジを外して蓋を外すと、裸になった液晶画面が見えた。裏を見ると、別段傷もなく、また埃もない。それに液漏れといった変化も見当たらない。ただ、画面を固定していた枠がかなり甘くなって、画面が上下左右5ミリ程度グラグラと動く。これは以前から気になっていたが、簡単に直ることがわかってそのように調整した。そして蓋をしてネジで留めずに電源を入れると、やはり映らない。もう一度やってみようと思って、液晶画面をまた外し、取付用枠を少しきつく調整した。そしてまた電源を入れると画面がきれいに映った。つまり、調子は元どおり。これで以前と同じように使えることになった。家内は筆者のそんな姿を見て、いつでも最新のデジカメを買ってあげると言う。カメラだけの問題ではなく、パソコンとの関係があるからと返事すると、パソコンも買えばと言う。もういい加減、パソコンも最新式のものを使うべきだが、買っても今使っている15年前のものを使うだろう。貧乏性と言うか、老人性頑固性と言うか。いや、そのどちらもだ。
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 さて、阪急嵐山駅前の変化を撮った写真が多少ある。1月17日から不定期で撮り始めて現在も続けている。それを今日から掲載し始める。また、同じ日の同じ時間帯に同じ位置、同じ角度で撮っていて、今のところ4種ある。つまり立ち位置ないし撮影角度が4つだ。①②③がそれで、②は同じ位置から左右が連続するように撮っている。これをワイドな画像に合成せず、2枚として掲げる。これら4種にもう2種増えるのは確実で、4種が終わった頃には、つまり4種を撮る必要がなくなった後は、その2種が今度は主役になる。まずその4種だが、ブログ1日当たり4枚を掲載するとページが重くなるので、同じ日に撮影したものを2日に分ける。そして写真を見れば様子がわかるので、それに添える文章は写真とは関係のないものか、またそれが思い浮かばなければほとんど書かないかもしれない。ともかく、今日掲載するのは①で、1月17日には撮らなかった。それで、その次に写した2月1日のものを掲げるが、阪急嵐山駅前から見た駅舎だ。同じ日に駅の横の阪急の所有地内に作業員用のプレハブ小屋が建ったことは先日書いた。断わっておくと、そのプレハブ小屋の写真は1日の撮影ではなく、その翌日だ。当日は雨がしとしと降り、カメラの電池の余力がなかった。プレハブの組み立て半ばの様子を収めたかったが、古くて性能の悪いデジカメではシャッター・チャンスをよく逃がす。それでもフィルム・カメラに比べれば便利さは天国も同然で、逃がしたチャンスはすぐに忘れることにする。それはともかく、駅舎や駅前の写真は単なる記録で、芸術性のかけらもない。だが、急速に変化する途上にあるものは、記録しておくのもよい。それらが多少まとまれば、それなりに面白いのではないかと思う。そう思うのが筆者だけであってもかまわない。
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 阪急嵐山駅は少しずつ改装されて来て、たとえば中2階の窓に貼り付けてある駅名は、以前は古い印象の書体で駅名を書いた横長の看板が前面に出っ張っていたが、風雨で外れる恐れがあると考えられたのだろう。それに夜間の照明にも問題があった。改装されたのはいいが、それでもなおこの駅舎はあまりにも目立たないため、すぐ近くに来ている人でも、「駅はどこですか」と散歩中の筆者に訊ねることがよくある。そう言えば、この写真を撮った時、観光客はほぼ皆無であったが、4、5人の男子学生が透明なビニールで体を巻いて、駅の周辺をうろうろしていた。ちょうど筆者は町内に自治会のチラシを配っていた最中で、それが終わって写真を撮りに出直した時、つまり彼らを最初に見かけて小1時間経った頃も、まだ彼らは何もない、誰もいない付近をさまよっていた。ちょうど筆者の横を全員が通り過ぎようとした時、声をかけた。ひとりだけ日本語が話せた。韓国から遊びに来た大学生で、昨日大阪に着き、今日は京都、明日は名古屋であさっては仙台、その次は札幌の雪祭りに行くと言う。そして、嵐山公園はどこかと訊ねるので、すぐその小さな橋をわたった向こう側と言うと、きょとんとしていた。つまり、ガイドブックには、京都は嵐山が見物で、嵐山公園に行くべしと書いてあったのだろう。だが、観光客はほとんどいない2月の最も寒い頃の雨だ。嵐山のどこがいったい名所なのかさっぱり理解出来なかったに違いない。「桜が咲く頃はきれいですよ。あの山も桜が多いですし、この林の木も全部桜ですよ。」 名古屋はどこを見るのかと訊くと、ラーメンを食べると言っていた。どうせ名所旧跡には関心のない現代の学生だ。仲間と見知らぬところをうろつくだけでも楽しいのだ。だが、日本の大阪から札幌まで、豪勢な旅で、そう言えば合羽代わりの透明ビニールの下には1眼レフの大きなデジカメが透き見えていた。筆者のことを貧しい変なおじさんと思ったに違いないが、「どこに住んでますか」と問われた時、「すぐそこです」と答えると、納得した様子であった。それほどに誰も歩いていないのだが、阪急が駅を少しでも目立つようにして、桜の季節には大いに来てもらおうという気持ちはわかる。明日は遡って1月17日の②③の3枚を掲げる。
by uuuzen | 2010-03-15 00:50 | ●駅前の変化
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