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●ザッパ投稿サイト
公開でコメントを書き込むことが出来るこのブログだが、そうした書き込みに対して筆者が非公開で返答すれば、非公開で書き込んだ人だけにそれが見えるのだろうか。



それとも筆者だけが見ることが出来るのか。それをまだ試したことがない。非公開で書き込んだ人と筆者が読み取れるものでなければ意味がないが、非公開で返答を書き込む場合、それはあくまでもそのブログにおけるコメント欄においてであるから、非公開コメントひとつに対して筆者の非公開返事が書き込めるように、セットになっている必要がある。そのうえ、さらには筆者の返答は1回だけではなく、何度も書き込めるものでなくてはつごうの悪いことが生じる。そして、このブログは、非公開コメントに対して筆者の返事がセットになった仕組みとは思えない。たとえば非公開コメントが別人から続けて書き込まれ、それに対して筆者が答えようとする時、ある非公開コメントに対して筆者が答えるべき欄はないからだ。つまり、非公開コメントはそれを書き込んだ本人と筆者に見えるが、筆者は非公開コメントの全部が見える立場にあって、しかもどの非公開コメントだけに答えることが出来るのか、その仕組みを知らない。実は何年か前にある人から非公開でコメントをもらったが、非公開の返事をすべきと思ってそうした。その後で思ったのは、筆者のその非公開返事がひょっとすれば筆者だけに見えて、書き込んでくれた人には見えないのではないかという心配であった。今もなおその思いが払拭出来ないが、ブログの非公開コメントをよく利用している人にすれば何を今さらと思うだろう。それはいいとして、ブログに非公開コメントがあるのはなかなか便利だ。昨日は特にそう思ったことがある。実は今この画面を見る人には見えないが、昨日の朝、非公開コメントが書き込まれていることに気づいた。
 めったにないことなので、誰かと思ったが、何と1992年の秋以来会わず、また音信普通だったロンドンのサイモンさんであった。18年ぶりのことだ。筆者のブログを検索で知ったのだろう。筆者の名前はGoogleの検索で少しはヒットするし、またホームページやブログに容易にたどり着ける。そして、筆者がとにかく生きていることはそこからわかる。そしてサイモンさんはコメントを書き込む形で近況を伝えて来たのだ。これはネットの力であって、ネットが存在しない時代では考えられないことだ。サイモンさんのコメントにはメール・アドレスが書いてあったので、筆者はそのコメントに対して非公開で返答を書き込んでそれがサイモンさんに見えるのかどうか心配することなしに、直接そのメールを送ることが出来た。そしてその返事が今朝あった。長文でしかもザッパ・ファンには興味深い内容であるので、サイモンさんの了承を得て全文を掲載したとも考えるが、それは面倒なので内容をかいつまんで書くことにする。まず、サイモンさんはザッパ・ファンが発言出来る(文章の形で)サイトを作った。その名称はThe Rondo Hatton Reportと言う。実はこのサイトに関しては以前アメリカの大西さんから存在を伝えてもらった記憶があるが、それを運営しているのがサイモンさんであることがわかった。そのサイトには誰でもザッパに関する思いを書き込むことが出来る。ただし英語で500から1500単語以内で、これは日本の原稿用紙に換算すると、サイモン曰く3から9枚とのことだ。これは筆者にすれば短文に属するので、その気になれば毎日でも書くことの出来る分量だ。サイモンさんは生前のザッパに何度も会ったことがあり、サイモンさんしか知らないことも多いはずだが、いつか本を書いてほしいと思っていたところ、今日の返事を見ると、長年その思いでいるが、もはや本を読まない時代になっており、ネットで読めるようなシステムをまず実行しようと考えたとのことだ。年に4回、投稿論文をまとめてPDFファイルで読めるようにサイトに掲載し、現在は14の論文をまとめた第1回分がアーカイブに保存されている。これをダウンロードして読もうと思ったところ、筆者のパソコンではどういうわけかファイルを開くことが出来なかった。それでどういう内容のものであればサイモンさんが載せようと思う程度の内容に達するのかがわからない。
 サイモンさんのメールによると、日本からの発信はとても珍しいので、注目されるとあるが、そう言われると、日本独自のザッパ観を披露したいし、そうなれば結局日本と西洋の差をまず把握する必要もある。そんなにおおげさに考える必要はないかもしれないが、日本におけるザッパとなれば、そして日本で受容されるザッパ像を分析するのであれば、日本が世界に占める位置に関して独自の意見を持つ必要がある。そして、そんな観点でザッパについて書くとなると、朝飯前というわけには行かない。それに、まず第1回のアーカイブにどんな内容が書かれているかだ。ともかく、それを先に何らかの形で読む必要がある。メールによると、サイモンさんは2年前からドイツで毎年開催されるZAPPANALEに通っている。最初は高齢のファンの集まりのようで、敬遠していたそうだが、若い世代や女性の観客もあり、また何組ものバンドがザッパの難曲を演奏していることに衝撃を受け、フランスのザッパのファン・クラブの創立者とも話し合って、ザッパの音楽に出会って人生が変わったり、またその音楽を尊敬する人たちの思いを発する場の必要性を感じた結果、The Rondo Hatton Reportの開設に至ったとのことだ。この名称にしたのはGailの訴訟を心配したからだ。それにザッパ・ファンならこの名称で即座にザッパに関するサイトであることはわかる。投稿の次に締め切りが3月上旬で、多忙な筆者が何か書くことが出来るのかどうかわからないが、サイモンさんと相談して事を進めたいとは考えている。それにしても、サイモンさんの「本の時代ではない」という思いと、「500から1500ワード」という規則は、筆者にはなかなか響く。今の若い人々が本を読まなくなっているのは日本だけのことではなく、世界共通だ。そのためにせいぜい原稿用紙で数枚が限度なのだ。あまりだらだらと長いのはあくびが出る。つまり、筆者のように活字に親しみのある人間はもう過去の遺物なのだ。そう考えると、筆者のこのブログもせいぜい原稿数枚程度を長文と思うのがよくて、それを15枚や20枚近く書くというのは、誰にも読んでもらいたくないことの意思表明ということになる。そう言いながら、今文字数を計算すると、もう原稿用紙で7枚も書いた。
●ザッパ投稿サイト_d0053294_14395608.jpg
●2003年3月29日(土)深夜 その3
●ザッパ投稿サイト_d0053294_23193275.jpgさて3時になったので先を急ごう。芋銭に関する情報を提供するホームページは多くはない。その中に芋銭の故郷である牛久の人が芋銭について多少書いているものがあり、それを去年の秋に見ていると、そのリンク先に切り絵のホームページを見つけた。インターネットは便利だ。右の人差し指をわずかに押すだけで、一気に別のページに飛べる。こういうのをネット・サーフィンとか言うようだが、瞬間移動であるので、もっと別の言葉がいいと思う。それはさておいて、芋銭の絵の画像を眺めていた次の瞬間、切り絵のホームページに移動したわけだ。トップ画面は魚を2、3匹背中から下げた河童を切り絵で表現したもので、最初に折り紙を四つにたたみ、そして切ってあるため、同じ絵が四方向に表われている。また河童の周りには「左右対称」の四文字が散りばめられていた。この河童を初め、毎月必ず5点ずつ発表され続けて、すでに2年ほど経ち、合計で100点以上の左右対称効果の切り絵が展示されていた。どれもなかなか繊細で、歳時記らしい季節感に富んでいた。あまり見る人がないのか、ホームページを訪れた回数を記録するカウンターの数値はまだ900番台で、毎日2、3人しか見ていないことになる。それにもかかわらず作者は根気よく続けていて、その真面目な努力にも感した。いずれにせよ、シンメトリの効果を狙った切り絵の独自の発想に興味を抱き、ただちにURLをインターネットの「お気に入り」の欄に記憶させた。9月末頃のことだ。人知れずにひっそりと咲き続ける花を思わせるこの切り絵を鼓舞するつもりで、すぐに作品の感想を送りたかったが、メール送信の体制が整った後の11月に入ってようやく実行した。メールを保存していないので、その内容はあまり記憶していないが、「宝石の原石のような作品で、もっと磨けば芸術的に価値の高いものになる」といったことを書いた。その返事が届き、それに対してまた書くといったことが続き、やがて山梨在住の20代の女性であると知った。河童は芋銭が最もよく描いた看板のような題材で、てっきりemiさんも牛久在住とばかり思っていた。なぜ牛久の人物のホームページとリンクしているのかは訊ねていないが、それはどうでもよい。emiさんは筆者の半分ほどの年齢だろうか、世代があまりに違い、また関西と関東であるし、興味も経験も違い過ぎて話が噛み合いにくいかもしれない。メールは今年に入ってからは最初の頃のように頻繁には交わさなくなった。それは毎月溜まる切り絵をどう展示して行くかのホームページのフォーマットが整ったこともあるからだ。面識のないメール交際という初めての経験上、切り絵以外の私的な内容には限界を感じるし、書く時間もない。emiさんもそれは同じ気持ちだろう。彼女のホームページに載せてもらっていることを、『人のふんどしで相撲を取っている』と言う人もあるから、いつまでも便乗することはよくないかもしれない。この新しい切り絵がもっと世間に広まれば面白いと思ったことで自分も作るようになったが、ふたりの作品で左右対称の切り絵の多様性の可能性を示すことができれば楽しいし、ひとまずひとつのホームページで掲示されるのがいいかと思っている。それにモニタ上の光の色の画像に変換された切り絵の展示は、それを原色版印刷の本にした時よりも印象的効果は大きい。また筆者は切り絵の全くの初心者だが、左右対称については以前から興味があることは、去年の日記や『大論2』の読者ならばわかると思う。つまり、切り絵行為は表向きは確かに突飛に見えても、ずっと以前から左右対称への指向があり、それがインターネットを始めたことでたまたま出会った切り絵作者に触発されたことで、いわば必然的に始まるべくして始まった。これもまた概念継続の一端だ。切り絵を見た石原さんは工作舎のホームページ上のリンク先のひとつとして早速紹介しようと思い立ち、2月17日からそれがスタートした。こうなると工作舎の看板を汚すことのないようにせねばならず、何だか責任重大だ。納得の行く5点を毎月作り続けたい。合計100点溜まるまでが一応のめどと思っているが、途中で挫折するかもわからない。今こうした書いているこの日記がネット上に載るのはまだまだ先のことであるので、ここでのこうした切り絵の話題はとっくに過去のものになっている可能性が大きい。それに案外早くネタが尽きるかもしれず、仕事もあまりに忙しければ切り絵どころではない。そんなことを言いながら、この4か月は仕事で忙殺され続けていたにもかかわらず月に5点をこなした。肝心なのはやる気か。それに本当は切り絵の作成時間はたいしたことはない。むしろ何をどう描くかという題材の練り上げに時間がかかる。自分のホームページがあればそこで展示ということも可能だが、毎日深夜の3時過ぎの就寝では、悠長にホームページ作りなどできるはずがない。それにこの長い日記だ。今夜はこのくらいに。
by uuuzen | 2010-02-10 23:20 | 〇嵐山だより+ザッパ新譜
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